ヒマラヤに向かって  その2
予定より30分以上早くトリウンドに着いた。
疲労感はほとんどないし、「ああ、歩けたんだ!」という安堵感がさらに身体を軽くしてくれたようだった。
トリウンドの峠には茶屋が何軒かとロッジが建っていたが、その日の登山客ではボクが一番乗りだったみたい。
一軒の小さな茶屋でひと休みしてたら、そこの主人なのか若いインド人が話しかけて来て、日本には友だちがいるよ、ホニャラカって名前・・・って聞こえたような気がした・・・小屋の中を覗いてみると小さなベッドがふたつあったので、
「ここにずっと泊まってるの?」と聞くと、
「ああ、そうだよ1年のうち10ヶ月はここに泊まってるのさ」という答え。
ボクは彼に「アー ユー ハッピー?」と聞いてみた。
「そりゃ、最高に幸せだよ! キミも今日泊まりなよ 夜も朝も信じられないくらい綺麗なんだから それに町の灯りだって最高だよ!」って言ってくれた。
本当にここに泊まったらどんなに気持ちいいだろう・・・

「ありがとう、でも次にするよ、また来るからね」
彼はインド人が頻繁に使う「ノンプロブレム ノンプロブレム」って言いながらおいしいチャイをごちそうしてくれた。
お礼にボクの絵のカードを2枚プレゼントした。

トリウンドにもヒンズーの小さな祠があった。

実はこのトリウンドには一週間後に2度目の登山をした。
1回目の帰路、同じ道を戻りながら途中ひとつ谷を間違えて2時間くらいのタイムロスをしたけど、逆にこの山がもっと身近になり、下山途中に日本に帰るまでにできればもう一度来ようと思ったのだ。そして帰りはこの道じゃなく、ずっと東の方に伸びている長い尾根道を下ろう・・・・。
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by kuukuu_minami | 2009-04-10 00:30


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