我が家の庭の主・黒板五郎子(くろいたごろこ)はなぜか「やまぼうし」の樹(地上70センチ)にある魯山人先生の作?になる器から食することを好んでいます。この爛々たる視線と必死で幹を支える右手の所作をご覧あれ。あまりの素晴らしさに日々見とれてしまうワタシです。
でもなぜこんなところに魯山人先生の器が置いてあるのだろう?ふしぎなこともあるものです。 我が家のもも姫さまが恭しく水を飲んでいるお姿。すっくとお立ちになってお仏壇の清らかな水を清らかに飲み干そうとしているこのお姿にも日々見とれてしまうワタシです。冗談ではなく、もも姫さまは我が家にいらしてからは仏壇に供えてある水以外は決して飲もうとなさらないのです。おそらく慈悲深いもも姫さまのこと、生者死者へだてなく命の水を分かち合おうという尊い御心のあらわれだと思います。 最初はその御心が理解できず非難がましい視線を浴びせていた親族たちも、いまでは合掌して熱い涙を流すまでになりました。 ウソジャナインダゼ!
by kuukuu_minami
| 2008-04-16 21:58
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