「受難と祈りー、チベットを知るための夏」ご報告
この夏のチベット支援イベントの報告書ができました。
燃焼し尽くした熱い日々はもう過去のものとなりましたが、
チベットの受難はまだまだ続いています。

以下は椌椌の挨拶文と実行委員のメンバーがまとめた収支報告などです。

   *  *  * * *  *  * * *  *  * * *  *  * *

「受難と祈りー、チベットを知るための夏」は7月22日から8月24日まで東京・東中野のポレポレ坐において開催されました。
一ヶ月以上の会期を通して様々なプログラムが組まれ、多くの方々の心よりのご支援をいただきながら、このイベントは会期中たゆまず成長していったように思います。
イベントの幕開けであった、パルデンギャツォ師の講演会は満場の人々とパルデンさんがひとつになってチベットの受難の意味を確かめ合う機会となり、その後の進行の大きな励みにもなりました。
ご高齢にも関わらず長時間熱く語り続けてくださったパルデンさんに感謝するとともに、末永いご健康を心より祈念いたします。

今回の企画は発案から進行運営まで、ほとんどチベット初心者のボランティア・スタッフが何かに突き動かされるようにしてスケジュールをこなして来ました。
全期間を通して実に1500人近くの延べ入場者がありました。
予想をはるかに超えるものでしたが、これはチベットの悲劇に対する怒りと祈りの気持ちを熱く持ち続けている人々がいかに多いかという証左だと思います。
またリピーターの方がとても多かったということも有り難いことでした。
当初から不安であった収益の面でも、入場料の他、書籍、グッズの販売、さらに皆さまから驚くほど多額の寄付金をいただき、ルンタ・プロジェクトを通してダラムサラの難民の方々へ140万円を超える寄付をすることができました。
本当にありがとうございました。

「受難と祈りー、チベットを知るための夏」が日本のチベット支援の輪のなかで決して小さくはない仕事をしたということは、実行委員一同自負してもよいのではないでしょうか。
ルンタ・プロジェクトの中原一博の経験の大きさと情熱の深さ、チベット難民社会における存在の大きさにも驚かされる毎日でした。彼とともにこのイベントを遂行できたことも私たちの喜びです。

また、ルンタ・プロジェクトの高橋明美さんの聞き書きによる『受難と祈りー、
チベット証言集』が、このイベント企画として刊行できたことも嬉しいことし
た。

初めて絵筆を持ちながらも心にひびく絵を描いてくれたダラムサラの子どもたち、上映されたドキュメンタリー映画の監督・関係者のみなさん、秘蔵映像の翻訳作業をしてくださった方々、映画上映の後の座談会に出てくださったチベットに深く関わりを持つ多くの方々、写真を展示してくださったカメラマン、広報のデザインを担当してくれた方々、書籍やグッズ販売に協力してくださった方々、そして会場を格別の計らいで長期間お貸しいただいたポレポレ坐のスタッフのみなさま、お名前をここで挙げるのは控えますが、実にたくさんの方々の熱いお力添えがあってこその一ヶ月でした。

イベントが終わり、暑かった2008年の夏が過ぎて行こうと、チベットの受難は続いています。
このイベントを通じて学んだことはまだまだ最初の一歩に過ぎないかも知れませんが、私たちは私たち自身の方法を探りながら、チベットに対する関心を持続して深めて行きたいと思っています。

みなさま、本当にありがとうございました。
心よりの感謝を捧げたいと思います。

チベットに平和を! 
チベットのすべての人々に自由を!
  2008年9月
 「受難と祈りー、チベットを知るための夏」実行委員・南 椌椌

   *  *  * * *  *  * * *  *  * * *  *  * *

☆『受難と祈りー、チベットを知るための夏』収支報告☆

実行委員に名乗りを上げて数ヶ月の間、目の回るような怒濤の日々でした。
長くチベットの魅力に惹き付けられ、人生の多くをかの地に捧げられている中原一博氏に出会ったことは、チベットのことを凡そ知らなかった私にとって、とても意義のあることでしたし、もともと知人であった南椌椌氏との作業は、氏の人脈の広さと後先考えぬ大胆な行動力に振り回されつつも、とても楽しく勉強にる毎日でした。
この間、通常の仕事が滞ってしまいながらもおつきあい下さった有志の実行委員たちと、壮絶なチベットの引力に巻き込まれた友人たちに、個人的に精一感謝謝の気持ちを表したいと思います。

会期後半から実行委員・沢田としきの提案で始まった「私たちからも布絵を贈ろう」アクションで集まった布絵は100枚を超え、友人の中澤京子が徹夜でタルチョ風に仕上げてくれました。
そしてそのタルチョをTVC(チベット子ども村)に届ける役割を実行委員・中村珠央が担い、中原氏のダラムサラ帰国と同日の9月3日、皆の想いを背負って元気にダラムサラへ旅立って行きました。
チベットに出会ったことで彼女の人生が変わっていくのを目の当たりにし、同時に自分の中の確かな変化にも気付いた我々実行委員一同は、今後のチベット支援への展開について多くを考える機会を与えられたようです。

タルチョ風布絵は無事にTVCの各所に贈呈されたと報告を受けました。
日本人からの応援メッセージが、誰の目にも見える形で飾られたということに、
とても意味があると感じています。
ご協力&参加して下さったすべての方に、改めて御礼申し上げます。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2008年7月22日〜8月24日に開催された
『受難と祈りー、チベットを知るための夏』。

忙しい中を何度も足を運んで下さったトーク出演者の方々、チケット販売やチラシ配布、展示現場に関わって下さった方々、大勢のお知り合いを動員して下さった方々、映画上映に関わって下さった方々が、全て無償でその力をお貸し下さったこと。延べ1500名以上の入場者数に加え、金品の寄付、実行委員・石田知恵子と本橋由香によるグッズ仕入販売、ポレポレ坐による会場費割引などなど…。
様々な場面でチベットに思いを馳せる暖かい心が集まったことで、これほどの額の奇跡的な寄付が実現いたしました。
ここに、経理担当・山福朱実&菊池美奈より、簡単な収支の報告をさせていただきます。



   *入場料収益:1.389.000円(有料入場者数 995名)
   *書籍&DVD等販売収益:823.901円
   *グッズ販売収益:805.036円
   *カンパ総額:573.319円
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
                入金総額:3.591.256円
  ==========================

  ドル袋出金
   *会場使用料&イベント仕込経費:899.200円
   *書籍・DVD仕入&上映権支払等:847.050円
   *グッズ等仕入:392.750円
  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
                出金総額:2.139.000円
  ==========================

入金 3.591.256円−出金 2.139.000円=ルンタへの寄付金1.452.256円
 ====================================


ルンタ・プロジェクトの中原氏は、全額を現金でダラムサラへ持ち帰りました。
この約145万円はTVC(チベットこども村)内の各所に、少しずつ分散して寄付を済ませ、残りは拷問の後遺症に苦しむ方の治療費、現在深刻化しているエイズ問題への活動費等に充てる予定だそうです。

『チベ夏』を支援して下さった皆様、本当にありがとうございました!
一日も早く、世界に自由と平和が訪れますように☆

2008年9月末日 
『受難と祈りー、チベットを知るための夏』実行委員
山福朱実・沢田としき・中村珠央・菊池美奈・石田知恵子・本橋由香

   *  *  * * *  *  * * *  *  * * *  *  * *

以下、中原氏のブログよりご報告です。

TCV(チベット子ども村 Tibetan Children’s Villages & Schools)への
寄付金とタルチョ風布絵の一部贈呈が行われました。

今日ダラムサラのTCV本部に代表のツェワン・イシェ氏を訪ねた。
この夏、東京・東中野のポレポレ坐でおよそ1か月間行った、「チベットを知るための 夏」企画の為の絵の一部を彼に頼んで集めてもらったこともあり、まずはイベントについて報告した。

そして収益金の内US$3,000-を寄付金として手渡した。
これを受けとって代表は「この寄付金は、新しく来たばかりの子供たちと、何か子どもたちの芸術的素養を伸ばすような企画に使うようにしよう」と話された。
次いでイベントの実行委員の1人でもある中村珠央さんが、布絵(イベント中にさまざまな人 に描いて頂いた、布に描かれた絵をタルチョ風に仕立てたもの)の一部を贈った。これは学校のカルチャーホールに飾られるという。
その他、日本からわざわざ運ばれた「自家製のノートブック」や多量の「多色ボールペン」も手渡された。
[PR]
by kuukuu_minami | 2008-10-04 08:18


<< 讃えよ朝青龍、愉しき韓国! ひとりだけのふたり展 >>