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ネパール、インドの旅

2月11日から3月4日まで
ネパール、インドと旅してきました

この日記で何度も書かせてもらった
チベット難民のこどものドキュメンタリー映画の取材でした

成田からひとりでインドのデリーに飛び
12時間のトランジット予定が23時間に延びるという
インド式洗礼を受けつつも楽しみいっぱいのはじまり

デリーからはじめてのネパール・カトマンズに着いて
インドの雰囲気とはまるで違う
ゆったりまったりした感じにまずほっとする

デリーからの飛行機の到着が10時間も延びたのに
朝から10時間も待っててくれた
安ホテルの主人の出迎えを受けて
サンライズコテッジヘ

カトマンズは無茶な排気ガスを除けば
すこぶる居心地の良い町だと思いました
廃墟のような市街がなぜか
人類の未来の町のように感じられ
こんな風に滅んでゆくのもオツなもんじゃないか

この町の叔父さんのところに
インド・ダラムサラのTCV(tibetan childrens village)
という寄宿制の学校から冬休みを利用して
来ている映画の主人公になる少年と再会し

カナダ・トロントからこの映画の通訳・コーディネーターとして
ネパール入りしていたチベット人のTと合流
難民ゆえにパスポートを持たない少年を
三日かけて陸路でインド・ダラムサラまで引率するという
願ってもないミッションを遂行!するのです

少年の名はオロ!
中国・チベット本土に住む母親と家族の身の安全のために
本名ではなく、少年の幼い時の通名を使うことにしました

カトマンズから車で7時間ほどで
8000メートル級のヒマラヤを望むポカラに到着
たまたま泊まることになった小さなホテルの日本語を話す主人と
東京の話などしているうちに
吉祥寺のネパール料理を出すサジロカフェを知ってるかと尋ねると
「知ってるよ、友だちがやってる店だよ」という返事
サジロカフェ&シバカフェのイケメン主人・ニールは同じ吉祥寺仲間で
何度も会ってるいい男です
へえ!うれしいなあ、とお互いびっくり嬉しの抱擁

(実はさっきまでシバカフェに行っていてニールにポカラの写真を見せながら
ネパール談義に花を咲かせていたのです・・・・
サジロ&シバの両カフェは最高の雰囲気ですよ!)

ポカラからはインド国境の町スノウリまで
やはり車で7時間くらい
国境の町スノウリと言っても
ネパール人、インド人、チベット人は
ほとんどど何のチェックもなしに素通り
それ以外の外国人だけ徒歩で国境を渡りながら
ふたつの国の イミグレでパスポートにポンとスタンプを押してもらうだけ
それも普段着まるだしのひげ面のおっちゃんが
ほこりだらけの街頭で面倒くさそうにやってるだけ

んはははっは!ますます楽しい旅の道中であり・・・・

なんかまたしつこく長くなりそうな気配がしてきましたので
ずっとハショリます

長時間の車の旅と、インドに入ってからの
お定まりの遅延とノーアナウンスで待たされるホームでの待機
ちょっと寒かったけど、オロとTとの密で蜜な時間は替えがたく楽しいもんであり

さてさて、やっと到着した列車はなんかキタネー!なあ・・・
Tは16時間くらい乗るんじゃない?って言ってたのに
ほぼ24時間のゴキブリ寝台列車がこれまた愉快!(ホンマかいな)
そんなこんなでジャランダという辺鄙な鉄道駅に着いたのが真夜中の1時ころ
眠りこけているタクシー乗り場のおっちゃんを起こして、さらに4時間ほど走って
チベット難民の拠点になっている北インド・ダラムサラに着いたのが
2月20日の早朝のこと
ホテル入り口で眠っているカシミール人の男を起こして
やっとベッドにありつきました

もうすでにこの頃には
ワタクシとオロ!はすっかり仲良しになり
ホテルや寝台車でもしっかり抱き合って眠るほどに・・・

さて、ダラムサラでは
成田から直行で先着していた
監督の岩佐さんとカメラマンの津村さんと合流

いよいよ、映画の撮影がはじまるのです・・・

それから2週間、ほぼ休みなく撮影は続き
オロ!が可愛いだけのチベタンではなく
とんでもないやんちゃでしかも頭のいい子だとわかり
時には翻弄されもしながら濃密な時を過ごして
3月2日、監督たちよりひと足先に
帰国の途についたというわけです

映画の現場に立ち会ったのは初めてでしたが
想像していたよりもずっとわかりやすくシンプルに
ことが運ぶので、まったく戸惑いもなく入り込めました

ただ、現場では練達の監督とカメラマンの仕事なので
年齢だけは練達?のワタクシの出番は少なく
オロ!の子守役がおもな役どころ・・・
いや、実は自分もものつくりの人間なので
「ああ、オレならこうするなあ・・・」と思うことがしばしばで
その思いをストレートにぶつけちゃあ、なんか角が立つしなあ
とそこは控えめに、しかし笑いだけは大盛で提供することを
心がけてまいりました・・・・

やっぱ、表現はお山の大将でやらなきゃね。

今後のことはまだ未知数でありますが
撮影は少なくともあと2回のロケを経て来年の春には
とりあえずクランクアップから編集作業に入ることと思います

詳しいことは順次ご報告させていただきます。

写真は3点ともオロ!かわいい!!
上はポカラのレストランでひょうきん族やってるオロ!
中はインドの夜行列車のなかで何を思うのか、オロ!
下はニューヨークで「日比の食堂」という日本レストランを
経営しているもんたどんから新年に送ってもらった
エコバッグを持ってわざとらしい顔をしているダラムサラのオロ!
後方は岩佐監督。
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by kuukuu_minami | 2010-03-08 12:14