「受難と祈りー、チベットを知るための夏」ご報告
この夏のチベット支援イベントの報告書ができました。
燃焼し尽くした熱い日々はもう過去のものとなりましたが、
チベットの受難はまだまだ続いています。

以下は椌椌の挨拶文と実行委員のメンバーがまとめた収支報告などです。

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「受難と祈りー、チベットを知るための夏」は7月22日から8月24日まで東京・東中野のポレポレ坐において開催されました。
一ヶ月以上の会期を通して様々なプログラムが組まれ、多くの方々の心よりのご支援をいただきながら、このイベントは会期中たゆまず成長していったように思います。
イベントの幕開けであった、パルデンギャツォ師の講演会は満場の人々とパルデンさんがひとつになってチベットの受難の意味を確かめ合う機会となり、その後の進行の大きな励みにもなりました。
ご高齢にも関わらず長時間熱く語り続けてくださったパルデンさんに感謝するとともに、末永いご健康を心より祈念いたします。

今回の企画は発案から進行運営まで、ほとんどチベット初心者のボランティア・スタッフが何かに突き動かされるようにしてスケジュールをこなして来ました。
全期間を通して実に1500人近くの延べ入場者がありました。
予想をはるかに超えるものでしたが、これはチベットの悲劇に対する怒りと祈りの気持ちを熱く持ち続けている人々がいかに多いかという証左だと思います。
またリピーターの方がとても多かったということも有り難いことでした。
当初から不安であった収益の面でも、入場料の他、書籍、グッズの販売、さらに皆さまから驚くほど多額の寄付金をいただき、ルンタ・プロジェクトを通してダラムサラの難民の方々へ140万円を超える寄付をすることができました。
本当にありがとうございました。

「受難と祈りー、チベットを知るための夏」が日本のチベット支援の輪のなかで決して小さくはない仕事をしたということは、実行委員一同自負してもよいのではないでしょうか。
ルンタ・プロジェクトの中原一博の経験の大きさと情熱の深さ、チベット難民社会における存在の大きさにも驚かされる毎日でした。彼とともにこのイベントを遂行できたことも私たちの喜びです。

また、ルンタ・プロジェクトの高橋明美さんの聞き書きによる『受難と祈りー、
チベット証言集』が、このイベント企画として刊行できたことも嬉しいことし
た。

初めて絵筆を持ちながらも心にひびく絵を描いてくれたダラムサラの子どもたち、上映されたドキュメンタリー映画の監督・関係者のみなさん、秘蔵映像の翻訳作業をしてくださった方々、映画上映の後の座談会に出てくださったチベットに深く関わりを持つ多くの方々、写真を展示してくださったカメラマン、広報のデザインを担当してくれた方々、書籍やグッズ販売に協力してくださった方々、そして会場を格別の計らいで長期間お貸しいただいたポレポレ坐のスタッフのみなさま、お名前をここで挙げるのは控えますが、実にたくさんの方々の熱いお力添えがあってこその一ヶ月でした。

イベントが終わり、暑かった2008年の夏が過ぎて行こうと、チベットの受難は続いています。
このイベントを通じて学んだことはまだまだ最初の一歩に過ぎないかも知れませんが、私たちは私たち自身の方法を探りながら、チベットに対する関心を持続して深めて行きたいと思っています。

みなさま、本当にありがとうございました。
心よりの感謝を捧げたいと思います。

チベットに平和を! 
チベットのすべての人々に自由を!
  2008年9月
 「受難と祈りー、チベットを知るための夏」実行委員・南 椌椌

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☆『受難と祈りー、チベットを知るための夏』収支報告☆

実行委員に名乗りを上げて数ヶ月の間、目の回るような怒濤の日々でした。
長くチベットの魅力に惹き付けられ、人生の多くをかの地に捧げられている中原一博氏に出会ったことは、チベットのことを凡そ知らなかった私にとって、とても意義のあることでしたし、もともと知人であった南椌椌氏との作業は、氏の人脈の広さと後先考えぬ大胆な行動力に振り回されつつも、とても楽しく勉強にる毎日でした。
この間、通常の仕事が滞ってしまいながらもおつきあい下さった有志の実行委員たちと、壮絶なチベットの引力に巻き込まれた友人たちに、個人的に精一感謝謝の気持ちを表したいと思います。

会期後半から実行委員・沢田としきの提案で始まった「私たちからも布絵を贈ろう」アクションで集まった布絵は100枚を超え、友人の中澤京子が徹夜でタルチョ風に仕上げてくれました。
そしてそのタルチョをTVC(チベット子ども村)に届ける役割を実行委員・中村珠央が担い、中原氏のダラムサラ帰国と同日の9月3日、皆の想いを背負って元気にダラムサラへ旅立って行きました。
チベットに出会ったことで彼女の人生が変わっていくのを目の当たりにし、同時に自分の中の確かな変化にも気付いた我々実行委員一同は、今後のチベット支援への展開について多くを考える機会を与えられたようです。

タルチョ風布絵は無事にTVCの各所に贈呈されたと報告を受けました。
日本人からの応援メッセージが、誰の目にも見える形で飾られたということに、
とても意味があると感じています。
ご協力&参加して下さったすべての方に、改めて御礼申し上げます。

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2008年7月22日〜8月24日に開催された
『受難と祈りー、チベットを知るための夏』。

忙しい中を何度も足を運んで下さったトーク出演者の方々、チケット販売やチラシ配布、展示現場に関わって下さった方々、大勢のお知り合いを動員して下さった方々、映画上映に関わって下さった方々が、全て無償でその力をお貸し下さったこと。延べ1500名以上の入場者数に加え、金品の寄付、実行委員・石田知恵子と本橋由香によるグッズ仕入販売、ポレポレ坐による会場費割引などなど…。
様々な場面でチベットに思いを馳せる暖かい心が集まったことで、これほどの額の奇跡的な寄付が実現いたしました。
ここに、経理担当・山福朱実&菊池美奈より、簡単な収支の報告をさせていただきます。



   *入場料収益:1.389.000円(有料入場者数 995名)
   *書籍&DVD等販売収益:823.901円
   *グッズ販売収益:805.036円
   *カンパ総額:573.319円
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                入金総額:3.591.256円
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  ドル袋出金
   *会場使用料&イベント仕込経費:899.200円
   *書籍・DVD仕入&上映権支払等:847.050円
   *グッズ等仕入:392.750円
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                出金総額:2.139.000円
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入金 3.591.256円−出金 2.139.000円=ルンタへの寄付金1.452.256円
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ルンタ・プロジェクトの中原氏は、全額を現金でダラムサラへ持ち帰りました。
この約145万円はTVC(チベットこども村)内の各所に、少しずつ分散して寄付を済ませ、残りは拷問の後遺症に苦しむ方の治療費、現在深刻化しているエイズ問題への活動費等に充てる予定だそうです。

『チベ夏』を支援して下さった皆様、本当にありがとうございました!
一日も早く、世界に自由と平和が訪れますように☆

2008年9月末日 
『受難と祈りー、チベットを知るための夏』実行委員
山福朱実・沢田としき・中村珠央・菊池美奈・石田知恵子・本橋由香

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以下、中原氏のブログよりご報告です。

TCV(チベット子ども村 Tibetan Children’s Villages & Schools)への
寄付金とタルチョ風布絵の一部贈呈が行われました。

今日ダラムサラのTCV本部に代表のツェワン・イシェ氏を訪ねた。
この夏、東京・東中野のポレポレ坐でおよそ1か月間行った、「チベットを知るための 夏」企画の為の絵の一部を彼に頼んで集めてもらったこともあり、まずはイベントについて報告した。

そして収益金の内US$3,000-を寄付金として手渡した。
これを受けとって代表は「この寄付金は、新しく来たばかりの子供たちと、何か子どもたちの芸術的素養を伸ばすような企画に使うようにしよう」と話された。
次いでイベントの実行委員の1人でもある中村珠央さんが、布絵(イベント中にさまざまな人 に描いて頂いた、布に描かれた絵をタルチョ風に仕立てたもの)の一部を贈った。これは学校のカルチャーホールに飾られるという。
その他、日本からわざわざ運ばれた「自家製のノートブック」や多量の「多色ボールペン」も手渡された。
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# by kuukuu_minami | 2008-10-04 08:18
ひとりだけのふたり展
9月30日(火)から10月5日(日)まで
恵比寿のぎゃらりーまぁる(Malle)で
南椌椌+竹田邦夫のふたり展がはじまります。

メキシコ・タスコ在住の銀細工師の邦夫氏は
既報?の通り、盗難。誘拐未遂とたび重なる災難に遭遇
作品は日本に送れても本人を送る資金がゼロという理由で
今回は「ひとりだけのふたり展」と相成りました。

今年は「まめ蔵」の改装、六月の個展、
夏のチベットイベントと空前絶後の忙しさだったけど、
なんとか新作も10数点描きました。

邦夫師の作品も珍しいガラス玉入りのブローチなど、
新鮮な展示になりましたよ!(全体的にお値段リーズナブル路線です)

また、「タスコ百景」という木版画連作のうちの5作品をまとめた
『竹田邦夫木版画集 タスコ百景その壱』も作りました。
百景とは気の長い計画ですが、長生きだけはしそうな邦夫師のこと
きっとやり遂げてくれるのではないでしょうか?

椌椌のDVD『桃の人』は修正版を作り、モニターによる上映・販売もいたします。引き続きこちらもよろしくね!

「ギャラリーまぁる」はJR恵比寿東口から坂をぐるりと下がって、「新堀ギター」の看板のところの路地を入って行ったところにある、都会のオアシスめいた小さな画廊です。12:00〜19:00(最終日は16:00まで)
150-0013 渋谷区恵比寿4−8−3 tel&fax 03−5475−5054

ちなみに写真上は
マリオネットになって急遽来日したセニョール・クニョール師(銀紙帽子ちゃん作)です。可愛がってあげてくださいな!
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# by kuukuu_minami | 2008-10-04 08:07
お絵かき&落語三昧
台風接近の日のこと。朝早く奥さんが仕事で京都に行ったので、近くのコンビニにビールを買いに行った以外は籠もってずっと絵を描いていました。

30日からの「ひとりだけのふたり展」の作品。かなり進みました。このところ黒いガラス絵に親しんで来たけど、今回の新作は色と色の氾濫で迫ってみようと思います。やたら面白いし、気持ちがめくれ上がる感じ・・・この数ヶ月チベットのイベントで身も心もかなり使い切って、実はシンマデ・オツカレだったのだけど、絵を描いてると自然にツカレも取れるし、エネルギーも注入される・・・チベットへの思いもリフレッシュできて絵のなかの子どもにチベットの小さな旗を持たせました。まあ、絵の出来は見てのお楽しみだけどね。

南椌椌・竹田邦夫「ひとりだけのふたり展」
恵比寿 ギャラリーまある 03-5475-5054
9月30日(火)〜10月5日(日)
12:00〜19:00(最終日のみ16:00まで)
椌椌のガラス絵とテラコッタ
メキシコ在住30数年の銀細工師・竹田邦夫のふたり展

そしてそして、昨日は絵を描きながらネットの落語・ポッドキャスティングを聴きっぱなしでした。実に久しぶりの落語漬けの一日。
ふだんあまり聴かない渋い落語家の噺がすっと染みこんで来ましたぞ。ずいぶん聴きましたね・・・ガラス絵は描いてる途中でけっこう間があくんですよ。ポッドキャスティングで聴ける落語は大体15分〜20分くらいの短めの噺なんで絵の具を乾かす間にちゃんと聴けるのです。

『三軒長屋・上』 古今亭志ん生
『探偵うどん』 古今亭志ん生
『孝行糖』 古今亭志ん五
『寿司屋水滸伝』 柳家喬太郎
『紙入れ』 金原亭馬吉
『機内にて・・・』 三遊亭天どん
『子別れ』 柳家小さん
『松竹梅』 立川志らく
『評論家』 桂 米助
『目薬』 柳家福治
『大山詣り』 三遊亭鳳楽
『愛宕山』 古今亭菊丸
『桃太郎』 柳亭痴楽
『宮戸川』 春風亭正朝
『猿後家』 桂 文生
『蜘蛛駕籠』 古今亭志ん五
『短命』 橘家圓太郎
『祇園祭』橘家圓太郎
『代書屋』 柳家喜多八
『妾馬』 柳亭燕路
『時そば』 瀧川鯉昇

これ順不同で聴きましたが、とくに心に残った噺は・・・

『三軒長屋・上』 古今亭志ん生
『孝行糖』 古今亭志ん五
『子別れ』 柳家小さん
『松竹梅』 立川志らく
『祇園祭』橘家圓太郎
『短命』 橘家圓太郎
『猿後家』 桂 文生
『代書屋』 柳家喜多八
『妾馬』 柳亭燕路
『時そば』 瀧川鯉昇

いや、実はどれも面白いんですけど、上に挙げた噺はとくによかったなあ。志ん生はいまさら言うこともない、最愛の落語家です。この『三軒長屋』の前半、老いらくの手前のしゃんとした志ん生の芸が立ってます。話芸としての落語のとびきりだと思います・・・先代・小さんの『子別れ』もまだ会長・人間国宝になってない昭和49年(会長にはなってたか?)の噺。語り口の艶のよさ、恰幅がすばらしい・・・。志ん五は晩年の志ん生をおぶって世話したという噺家さん。ぶっちぎりの与太郎、笑わせてくれます。志らくの「松竹梅」は10年前の高座の録音。この頃の疾走感、絶品じゃないですか!頭のよさがうるさくない、感銘を受けました。
橘家圓太郎は小朝師匠のお弟子さん、高座で聴いたことはありませんが、いいですね!小朝さんより好きです。『祇園祭』せっぱつまった感じもあるけどそこがまたいい!
文生、燕路、鯉昇、喜多八・・・いぶし銀、と言ってもそれぞれ味わいは違いますが、いいなあこのお茶目で滋味溢れる落語家たち!
喬太郎の『寿司屋水滸伝』は群を抜く才気だし、大好きな噺家さんだけど、こういう新作には乗れないワタシです。
とえらそうに呟いて、やっぱ寄席に行かなきゃ!が結論。

昨日の落語は↓で聴けます。
http://fujitv.cocolog-nifty.com/yose/
イキのいい二つ目さんの落語ならこちらで聴けます。
http://www.podcastjuice.jp/rakugo/

さあ、落語シャワーで甦ったワタシですが、まだまだ描かねばなりません。きょうもお絵描き&テラコッタ制作でがんばるぞ!
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# by kuukuu_minami | 2008-09-21 18:33
ひと夏の経験
2008年、忘れがたい夏

今日は9月9日、昔ならKuuKuuの日です。といっても何があったというわけではありませんでしたが・・・歳月は流れ流れて、ものみなすべて形を変えていきます。そして形を変えて返ってくるものもあるような気がするこの頃の不思議の国でありんす。

今年の夏はチベット支援のイベント「受難と祈りー、チベットを知るための夏」に明け暮れました。まるまる4ヶ月、何でこれほどと思うくらいの時間と労力を注ぎ込み、多くの友人たちと一丸?になって一ヶ月にわたるイベントを進めて来ました。
結果的には大成功だったと思います。ほぼすべての映画上映会や講演会、オープニング、クロージングパーティーは満席、後半の上映会は立ち見でも入りきらず、お帰りになった方も多かったほどでした。(暑い中申し訳ありませんでした)内容的にもシロート軍団がやったチベットイベントとしては画期的だったのではないでしょうか。だって推定延べ来場者、1500人ですよ!ちょっとサバ読んだとしても1463人くらいは来てくれたんすから!
とにかくまったく多くの方々に来場していただきました。また座談会、講演会、展示、上映会ではチベットに関してのエキスパートの方々に心をこめたお力をいただき、ただただ感謝です。
そして、実行委員の仲間たちと日を追って増えたボランティアスタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。なにしろこの月桃99%が世話人代表みたいなことなので、すべて台本なしの即興進行でずいぶんやきもき、振り回されもしたのではないでしょうか。ごめんなさい&ありがとうございました!
まあ、色々ありましたが、すべての経費を支払って、なおダラムサラの難民の友人たちに多額(超ミリオン円)の寄付ができたことが何よりでした。これは奇蹟!かも知れませんよ!
推定1463人の方々、入場料、グッズや書籍のお買上げ、それにたくさん!の寄付金、本当にありがとうございました。

チベットのイベントが終わってもチベットの問題は終わるわけではありません。
本土での厳しい状況はメディアには載りませんが過酷さを増しています。
このイベントを通して何人かのチベット人と友人になりましたが、彼らの家族や親戚・友人たちが置かれている状況を想像することをやめてはならないと思います。とはいえ、ボクたちは個々の生活のなかから出来ることを地道に持続することしかありません。
少なくともボクはこの間ほっぽらかしていた「まめ蔵」の経営と創作(もうすぐ恵比寿で二人展)、それに体中に溜まりきった「ダジャレ・エネルギー」を爆発させないと未来に向かえません。

このイベントのさなか、8月5日に58歳になりましたが、この夏は自分の人生で忘れがたい夏となったことだけは確かです。11月にはダラムサラに行ってチベットの子どもたちと遊んで来ようと思っています。
チベットの受難は果てしないものかも知れませんが、このトシになって、自分のなかに新たな領域が開けたことは幸いだったなと思っています。
簡単な報告ですが、月桃99%の「2008年ひと夏の経験」でありました。

追伸
9月30日から10月5日まで急遽、恵比寿の「ギャラリーまぁる」でメキシコに住むおなじみの彫銀師・竹田邦夫との二人展「ひとりだけのふたり展」を開くことになりました。本来は竹田邦夫個展の予定でしたが、メヒコの邦夫が8月に盗賊に入られたり、誘拐団に狙われたりとナンジャソレ?的トンデモ災難に巻き込まれ、渡航費もままならず、日本に来ることが出来ません。そこで、ちょっと淋しい「ひとりだけのふたり展」をやることにしたのです。椌椌は6月にも表参道のギャラリーで個展を開いたばかりですが、どうせやるならと今回は氾濫する色彩の世界・ほとんど新作で行きます!詳しくはまた書きますが、今度はメヒコ・クニオ支援の意味もこめて、みなさんぜひいらして下さいね!
(オープニングパーティーはやりませんが、会期中午後3時ころからは行ってると思います。
「ギャラリーまぁる」で飲むワインはおいしいよ!飲みながら崇高なダジャレワールドを堪能してちょこれーと!ホーンマニペメフーン!)

写真上:クロージングパーティのひとコマ。歌う川辺ゆかは本番直前、ダムニェンというチベットの弦楽器を近くのコンビニに忘れてくるという天然ぶり。でも歌は最高!真ん中は名古屋から来てくれたテンジン、チベットの楽器なら何でもすごい!パーティーが終わり打ち上げの会場から六本木へ気が付いたら午前3時の横浜中華街で餃子を食べていたそうです。

写真中:いま描きかけの絵を2枚並べました。これがどう変わってゆくのか、作者にもまったくわかりません。

写真下:今日の風景。夏の名残りの百日紅と木槿・・・今年の夏は庭に出てぼーっとはまったくできなかったなあ。青い空がきれい!

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# by kuukuu_minami | 2008-09-09 11:31
みっつのお願いきいてよ・・・

「みっつのお願いきいてよ・・・」

まず、個展のご案内です。
6月6日(金)〜11日(水)
原宿表参道近くの「HBギャラリー」で個展を開きます。
『愉しみの黒い絵』というタイトルはこのところちょっとはまってしまった、たっぷりの墨汁をつかった「黒いガラス絵」から来ています。
DMにつかった作品もそんなタイプの小品です。
展示する作品は「黒い絵」ばかりではなくいつものような色彩あふれる?作品やテラコッタ像もあります。
金曜日から水曜日までの6日間のみの展示です。
おついでの折りに、いやついでを作ってでも見にいらしてくださいませ。
HBギャラリー 03−5474−2325 
http://www.hbc.ne.jp

念願のDVD作品集『桃の人』も個展にあわせて出版されます。
朗読に原マスミ、音楽に藤本弘樹、小川和隆、末森樹、編集に神山貞次郎という各氏が参加してくれました。
ああ、持つべきものは友!友!友!であります。
徹夜の明け暮れで、やっときのうすべての編集作業が終わりました。
ガラス絵による「桃天使さん」とテラコッタによる「桃の楽々」あわせて45分くらいの作品です。
自分で言うのもナンですが「チョーカッチョイイ!!」DVDになりましたよ!!個展会場で販売いたしますが、メールでご注文いただければお送りいたします。1枚3000円(送料サービス!)です。
kuukuu99@jcom.home.ne.jp
http://www.kuu-kuu.com

次にわが妻・山田せつ子のダンス公演の案内です。

8月1日〜3日まで、東京では久しぶりのダンス公演があります。
『ふたりいて』
構成・振り付け:山田せつ子 出演:山田せつ子 寺田みさこ
8/1 開演19:00
8/2 開演14:00 & 19:30
8/3開演16;00
会場 吉祥寺シアター http://www.musashino-culture.or.jp/
入場料 前売り4000円 当日4500円
お問い合わせ 魁文社(kaibunsha) 03−3257−0220
info@kaibunsha.net
http://www.kaibunsha.net

山田せつ子プロフィール(チラシ記載)
明治大学演劇科に在学中より舞踏研究所・天使館にて笠井叡に師事。独立後、ソロダンスを中心とした独自のダンスは世界の高い評価を得、国内外の公演多数。韓国・アメリカ・カナダ等のカンパニー、ダンサーからの委嘱作品も発表する。(中略)京都造形芸術大学舞台芸術学科教授を勤め、若手の育成にも携わっている。著書にダンスエッセイ集『速度ノ花』五柳書院。

チケットは全席指定とのことです。
お問い合わせ・チケットのお申し込みは魁文社までお願いします!
http://www.kaibunsha.net

作品の内容は「きっと素晴らしい!と思いますよ」とだけしか言えませんが、山田せつ子さんはとにかく心をこめて稽古に励んでおります。
みなさん、ぜひご高覧ください!

次にチベット支援のイベントについて。
7月22日から8月24日まで東中野・ポレポレ坐(space&café)にて、
『受難と祈りー、チベットを知るための夏』というチベット支援のためのイベントを企画しています。
詳しくはHPをご覧いただきたいのですが、これはチベット亡命政権のある北インド・ダラムサラに20数年も住んで亡命政権と難民のために尽力している友人・中原一博からの提案を受けて始まったことです。最初はお手伝いのつもりが、いつのまにか企画の世話人になって全般的に「あれもこれもやろうじゃないか!」の首謀者みたいになってしまったわけなんです。
僕はチベットにもダラムサラにも行ったことがありません。ただ中原一博が日本に帰るたびに我が家に泊まってチベットのことをいろいろ話してくれるので、まあ人並みの関心だけは持っているのです。

この3月からのチベット各地での騒乱(暴動ではないと思います)以後の動きに関しては日本のメディアではあまりに真実が伝えられていないと思います。
今回のイベントではポレポレ坐の全面的な協力を得て1ヶ月という長期のイベントを組むことができました。
四川省大地震の甚大な被害に対するお見舞いの心と同じように、チベットへの
関心も深めていただき、ともにチベットのことを知るよい機会になればいいな、と思っている次第です。

HPとチラシ、かっこいいのが出来ました。ぜひ見てください!
そして、知り合いの方にも宣伝してください!
http://tibet-free-tibet.com

チラシ配布に協力してくれる方はメールください。お送りさせていただきます。

この間、いろいろなことが重なってホンマ忙しかったですわ。
個展の搬入まであと数日、どこまでできるか・・・ふうーっ・・・・。

みなさん、よろしくお願いいたします!
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# by kuukuu_minami | 2008-06-01 21:54
聖火リレーの日、長野で・・・
4月25、26日と長野にいました。
25日は佐久の山小屋で友だちと山菜天ぷら食べてテレビもパソコンもない時間を過ごした。満天でもなかったけど美しい星空と川の音のなか、友だちの亡くなった奥さんの話をたっぷり聞いた。

26日は長野市内に行って、聖火リレーにあわせて集まったチベット・サポーターのなかにいた。駅前は小競り合いが続き緊張した雰囲気だったが、歩道を歩きながら最終地点の若里公園に向かう時間はわりとのどかな感じだった。
グループから離れて歩いていた中国人の若者にチベットの旗を持った元気な日本のおばちゃんが「あなた、ちゃんと勉強しなさい!」なんて説教しながらいっしょに歩いたりしていたし、ほぼ同じ道を両グループが前後しながら歩いているのにその道沿いにはまったくと言ってよいほど警備の警官が配備されておらず、同じ時間に行われていた聖火リレー沿道の赤い旗に埋もれた喧噪とはちょっと次元が違った感じ。

若里公園に着くと広い芝生広場の大きな空間には何千という赤い旗がゆらめき、チベット側の数百のサポーターもこちら側の陣地でチベットの旗を振りかざしている。その間は100メートルくらいの緩衝地帯でここには警備の警官が配備されていて衝突するなんて考えられない構図。でも、さすが長野だけあって合戦前の川中島みたいな高揚した両陣地の緊張感がぴりぴり。

ダラムサラの友人がやってるルンタ・プロジェクトの知人と合流していたので
聖火到着までの2時間ほどはみんなのシュプレヒコールをずっと聞いていた。
雨が降ってきて、旗も人も濡れ、そしてとても寒かった。
陣地の向こうの赤い旗は聖火の到着が近づくとその数がどんどん増えて、まったくの多勢に無勢状態になってきた。

でも、どんなに増えてもあちらからはほとんどエネルギーがこっちまで届いてなかったんじゃないかな。チベット側は、まあその中にいたから当たり前だけど、どんなに雨脚が強くなろうとシュプレヒコールの声が途切れることなく、
いっしょにいるボクもしばしば胸が熱くなった。

写真の坊主頭の女性はチベットの人だろうか、ずっとずっとハンドマイクを握って叫び続けていた。すごかった、きれいだった。

聖火は中国側の道から到着して記念式典の場所に運ばれて行ったのでこちらからはまったく見えなかったが、中国の人たちの旗がいっせいに走り出したので「その時」を知ったわけだ。

到着してしばらくすると、中国側の赤い旗は三々五々の二乗くらいの早さで消えて行き、そのうちぐしょぬれだった警備の警官もホッとした表情で解散。
数百人のチベットサポーターだけが小高い丘の周辺でやっぱりずぶ濡れになりながらまだまだシュプレヒコールの声を上げている。

チベットのお坊さんに混じって、日本のお坊さんの姿も何人か見える。
写真のお坊さんは若い托鉢僧、とてもきれいな顔をしてずっと祈っていた。
金髪の派手な衣装のカップルや着物姿の若い女の子たちもチベットの旗を持って最後まで帰らなかった。

集会の終わり頃には雨はもう本格的な降りだったが、日本人の世話人、チベット人の青年、内モンゴルの青年、中国人の青年まで泣きながら挨拶していた。

これが、ボクが26日に体験した長野のことです。

帰りはひとりで善光寺まで歩き、朝の法要には出られなかったので、長野が実家で善光寺のすぐ上の高校に通っていたという奥さんのぶんまで感謝の礼拝を捧げ、見慣れた境内がなぜかいつもよりずっと清々しかったなあ、と思っていたら、さっき公園でずっと祈っていた若い托鉢僧に会った。
「どちらから来ましたか?」と聞いたら「いえ、長野のお寺なんです」と恥ずかしそうに答えてくれた。彼の持っていた錫杖にはチベットの旗が巻き付いていた。本当にいい顔したお坊さんだった。写真を撮りたかったけど、やめておこう・・・。するとはっきりと明るく「おつかれさまでした!」と言ってくれた。善光寺にはチベットの人も何人かいたけど、ふしぎなことに中国人も多かった。お線香あげて手をあわせていた人もいたなあ。

チベットと中国の和解、そんなに難しいことなのだろうか。
中国政府とチベット亡命政権の特使の対話がはじまるというニュースも流れているけれど、本当に前向きな対話ができることを祈るばかりです。

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# by kuukuu_minami | 2008-05-04 13:56
メキシコ・西表島・チベット
いつの間にか東京の桜も散って、いまや桜のトレンドは大阪造幣局の桜並木に移っているようです。
八重桜の多くの種類が咲き誇って、それは見事なお花見スポットらしいです。
その造幣局お花見名所にお札紙幣にはかなり無縁に近いひとりのメキシカン日本人の銀細工師がフーテンの寅さんよろしく花茣蓙敷いてか大風呂敷敷いてかはたまたおでんやさん屋台風かは知らねど、メキシコは風光明媚なタスコで可愛いハチドリさんに励まされ慰められ作り上げられた銀細工の名品をきょう16日から並べてたたき売りして?いるのです。メキシカン日本人のフーテンの邦ちゃんこと竹田邦夫あらため竹田邦男(夫であるより男たらんとする欲望ゆえに改名したそうです)その人のお姿でございます。

大阪は遠いでござるという御仁には東京お茶の水古本屋街にほど近いオシャレモダンなカフェのギャラリーにて21日まで邦男+若き絵師・星加海ちゃんのふたり展が開かれてもいるのです。おまけにおまけなんですが、ゲスト出品者としてワタクシこと南椌椌、akemitaこと山福朱実、コージズキンことスズキコージ、トシキチクンこと沢田としきというチョー豪華?メンバーが強力にバックアップしてアップアップ状態の展覧会でございます。星加海(ほしかうみ)ちゃん、若くてバリバリのエネルギー全開の絵師ですよ!今回はメキシコに行って邦男と出会ってしまった出会い頭展覧会ですが会場に老いてある?のは僕で、置いてある海ちゃんのファイルなんかも見てのちょんまげでござる。
初日パーティはもうイヤダ!というほど笑いました。
会場は"AMULET"(カフェ&ギャラリー)
千代田区神保町1−18三光ビル TEL 03−5283−7047 です。

実は3月29日から4月6日まで沖縄・八重山に行ってました。
あははは、結婚31周年=真珠婚プラス1旅行という沖縄の歴史にはすいません!メインが西表島自然誌探訪マングローブ・カヤックの旅でして、それは愉しゅうございました。石垣島では絵の仕事でメチャお世話になった友人と10年振りくらいで再会できましたし、行く先々であらふしぎ出会いの連鎖でした。西表島の民宿・カンピラ荘で偶然ご一緒できた『西表島自然誌』と『石垣島自然誌』(晶文社)の著者・安間繁樹さんのお話から再度三度と訪ねたくなったものでした。上記2冊は早速amazonで手に入れて読みました。八重山に関心のある方には必読かと思います。

さて、チベットの問題は日本のメディアではオリンピック聖火の長野通過で何が起こるか?みたいなアホくさい切り口に終始してますが、昨日も今日もチベットでは多くの人々が激しい弾圧の犠牲になっています。
先の日記にも書きましたが、30数年来の友人がダライ・ラマさんと亡命チベット人の住む北インド・ダラムサラに住んでいます。もう名前を出していいと思いますが、中原一博という男です。彼とは頻繁にメールや電話で連絡を取り合っていますが、この夏、東京でチベット支援のイベントをボクも手伝うことになりそうです。詳しい事が決まりましたらお知らせしますのでぜひご参加くださいね!

中原一博が自分のブログを立ち上げました。ダラムサラで彼が中心となって展開しているNGO、ルンタ・プロジェクトのなかの「うらるんた」よりも早くダラムサラからのレポートを読むことができます。ほぼリアルタイムで中国のチベット自治区で起きていることを知ることができる筈です。 http://blog.livedoor.jp/rftibet/

以下関連のサイトをまとめてみました。

http://lung-ta.cocolog-nifty.com/lungta/
中原一博がダラムサラで展開しているNGO・ルンタ・プロジェクト。

http://lung-ta.cocolog-nifty.com/lungta/
その中の日本の支援者が管理している「うらるんた」のサイト。

http://www.tibethouse.jp/home.html
ダライ・ラマ法王日本代表部のHP、チベットの歴史、文化が学べます。

http://sft-japan.blogspot.com/
若いチベット支援者たちのサイト、抗議行動などの日程もわかります。

http://www.tsg-kiku.com/activity.html
チベット難民支援グループ「ヒマラヤを超える子供たち」のDVDを制作販売しています。

http://www.tibet.to/
I love Tibet チベットフリークの日本人が開いてる色々探訪できるサイト。

最後にボーナストラック
http://gogotibet.moe-nifty.com/blog/2008/04/vs_2a30.html
かなり不謹慎だけど笑ってダライ・ラマのファンになれる動画。紹介していいのかな・・・。
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# by kuukuu_minami | 2008-04-16 22:02
五郎子と桃姫
我が家の庭の主・黒板五郎子(くろいたごろこ)はなぜか「やまぼうし」の樹(地上70センチ)にある魯山人先生の作?になる器から食することを好んでいます。この爛々たる視線と必死で幹を支える右手の所作をご覧あれ。あまりの素晴らしさに日々見とれてしまうワタシです。
でもなぜこんなところに魯山人先生の器が置いてあるのだろう?ふしぎなこともあるものです。

我が家のもも姫さまが恭しく水を飲んでいるお姿。すっくとお立ちになってお仏壇の清らかな水を清らかに飲み干そうとしているこのお姿にも日々見とれてしまうワタシです。冗談ではなく、もも姫さまは我が家にいらしてからは仏壇に供えてある水以外は決して飲もうとなさらないのです。おそらく慈悲深いもも姫さまのこと、生者死者へだてなく命の水を分かち合おうという尊い御心のあらわれだと思います。
最初はその御心が理解できず非難がましい視線を浴びせていた親族たちも、いまでは合掌して熱い涙を流すまでになりました。

ウソジャナインダゼ!
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# by kuukuu_minami | 2008-04-16 21:58
ダラムサラの中原君より
ダラムサラの友人、中原一博からこんなメールが届きました。
3月28日付けのメールです。
亡命政権と難民のためのNGO・"Lung-ta project"のHPの日本事務局のページのさらに「ちべろぐ@うらるんた」に日々掲載されているダラムサラレポートの一文です。2点の写真が貼付されていました。文中にある少年の描いた絵です。「ちべろぐ」で見るより鮮明だと思います。

(以下、中原君よりのメール本文)

法王はデリーで、この時期悠々と四日間「空の教え」について
講義されていたようです。
先ほどのBBCでラサのジョカン寺の僧侶が涙ながらに記者団に
訴えるシーンが流れました。彼らは記者団が去った後、間違い
なく逮捕され、酷い拷問を受けることでしょう。哀れなことで
す。
それに続き、法王がデリーで「この21世紀の現代に嘘は通じ
ない」との発言が流れました。
そうあってほしいものです。
特にメディアには頑張ってほしいものだと、、、

今日は朝方、ネルレンカン(難民一時収容所)に行って来まし
た。
屋上に小さな子供たちが集まって、みんな絵を描いていました
。その後ろには獄中27年のあのアマアデさんが、じっと座っ
て子供たちの様子を眺めていました。

壁に貼られていた子供たちの絵があまりにいい?ので全部写真
に撮りました。一部送りますがいつか全部送りたいです。日本
で見せられるとといいと思います。

楽しい絵は残念ながら全くなくて、チベットでチベットの僧侶
が殺される絵、デモでつかまり連れて行かれるところ、家族が
泣いているところ、雪山を越える途中で撃たれるチベット人と
かです。

そこには10人ぐらいの子供たちがいました。中の二人に話を
聞きました。

その中で一番年長と思われるソナム ノルブはナクチュの出身
14歳。5日前にダラムサラに着いたそうです。
去年の9月一度xxx経由で越境を試みたが、途中で捕まり
、二度目の今年はxx経由で無事成功したそうです。
去年の話を少し詳しく聞きました。
ラサに集まった越境グループは65人。内5歳から15歳まで
の子供が25、6人いたそうです。
ラサからティングリまでは車で行き、そこから徒歩。歩くのは
夜。暗がりで子供がいなくなったりしてなかなか進まない。5
日目の昼、みんなで昼食をとっていた時、突然中国の警察隊が
大勢現れ、全員逮捕された。
ティングリの拘置所に5日入れられ、それからシガツェの監獄
に送られた。そこに半月入れられたあと、子供たちはみんな解
放された。でも大人たちはそのままだった。そのとき1000
人ぐらいのチベット人が同じように捕まって監獄にいるのを見
たそうです。
その後村に返されたけど、何度も警察が来るし、嫌なことばか
りされるので、両親はラサに移り自分もまたインドに送られた
のだ、と話していました。今ラサが大変なことになっていると
みんなが話してる。ラサにいる両親のことが心配だとも話して
いました。
よく勉強して、将来はチベット語の先生になって、故郷に帰り
チベット語を教えたいとか、、、、ううん。

もう一人はカム出身のイシェ ツェリンくん10歳。彼だけは
僧衣を着ています。これから南のセラ僧院に行って勉強するの
だそうです。
彼も二度目でやっとここにたどり着いたのだそうです。
去年の夏、両親と3人、家族だけで、カイラス山の近くからネ
パールに越えようとしたのですが、何日か歩いた後、途中道で
会った外人の旅行者がこの先にはたくさんの中国軍がいるから
行かないほうがいいと言われ、諦めて引き返したそうです。
今年は自分だけインドに行って僧になり、勉強するように言わ
れて、また越えようとした。今度はxxの近くまで車で行き、
そこからは夜歩いた。途中大きな川に丸太が二本掛けてあるだ
けのとこを渡るときは怖かった。もっと小さい子は大人の背中
に負われて渡った。中国の警察が追いかけて来るような気がし
て怖かった。お腹がすいた。外で寝るのは寒かった。とも話し
ていました。
今はダラムサラに着けてうれしい、早くダライラマ法王に会い
たいそうです。
お母さんに会いたくないか?帰りたいとは思わないか?と聞く
と、今帰ったら殴られるから帰らない。ちゃんと勉強するまで
は帰るなと言われてる、とのことでした。

今も子供だけで毎年1000人近くの難民が、中国の支配を嫌
い命がけで越境して来るのです。

最近日本でも雪山を超えて来る亡命者に中国軍が無差別に発砲
する映像が流れたようです。
jp.youtube
に<中国軍がチベット人巡礼者を無差別に打ち殺す映像>と題
して載っています。
これはたまたまその近くにいた、外国登山隊が撮影したという
貴重なものです。ぜひまだ見ていらっしゃらないならご覧くだ
さい。

写真添付します。
一枚の絵は、僧侶がダライラマを非難するよう強制されている
という絵です。中国の警官が法王の写真を踏みつけています。
実際この<ダライラマを誹謗しないと僧になれない>という制
度に対する怒りが、今度の騒動の大きな原因のひとつと考えま
す。
もう一枚の絵は峠を越えるとき、チベット人が中国軍に打たれ
て倒れるという絵です。

ダラムサラでは今日もデモが今からあります。
ハンガーストライキや寺での夜通しの念誦会も続いています。

きょうはこんなとこです。

ルンタプロジェクト中原



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# by kuukuu_minami | 2008-03-28 21:08
いまチベットで起きていること。
 mixiの日記に書いた文章です。取り急ぎ、そのまま転載します。

 いま中国のチベット族の人々が受けている受難について、多くの方が胸を痛めています。親しい友人がチベット亡命政権のある北インドのダラムサラに住んでいることもあり、以下の文章を複数のマイミクさんの日記へのコメントとして昨日と今日と書きました。重複するマイミクさんも多いですが参考までに読んでみてください。

北インドのダラムサラに20数年住んで、亡命政権と亡命者のために働いてる友人がいます。早稲田大学の卒論でランボー論を書き、アルジェリアの日本企業通訳で稼ぎながら放浪し、インドのラダックでチベット文化に深い関心を持ち、早稲田の建築科に入り直しチベット建築をほとんど独習して、ダライラマに呼ばれてダラムサラに住みつき、亡命政権の学校や寺院、ダライラマの居宅などダラムサラの主要な建物をたったひとりで設計してきた男です。彼は日本に帰って来ると必ずうちに何泊かしてゆくのですがホントにフツーでスゴイ奴なんです。彼が中心になって立ち上げたチベット難民のためのNGO・ルンタプロジェクトのHPが↓ です。このところあまり更新してませんが、ダラムサラがどんなところかちょっとわかります。
http://www.lung-ta.org/
いま、彼の携帯に電話したのですが、集会のさなからしくあまり話ができませんでした。遠くでスピーカーの声が聞こえていました。あとで詳しく話が聞けると思います。

ダラムサラに住んでいるチベット人はほとんどヒマラヤを徒歩で越えて亡命してきた人たちだということです。
毎年2000人くらいの人々が峻険なヒマラヤの峰を粗末な身なりのまま、中国国境からネパールに入りそしてインド領のダラムサラにたどり着く旅をして来たのだそうです。中国とネパールの国境は警備隊の監視が厳しく夜間しか歩けないらしいですが、彼らはもちろん登山靴など持っていません。そのなかには女性や10歳前後の少年たちも多くいます。
ダラムサラの難民センターのようなところに収容された亡命者はしばらくの後、インド各地の難民キャンプに向かってゆくらしいです。
ボクはダラムサラには行ったことがありませんが、デリーのキャンプには行ったことがあります。もうかなり整備されていてインド社会にもとけ込んでいるように思えましたが、最近ではインド政府の対応もかなり硬化していているとの話も聞いています。

ダラムサラに住む友人から聞いたはなしですが、あるとき亡命者のおばあさんがダライラマの眼をじっと見て、「チベットはもとのチベットに戻ることができるのですか?」と震える声で尋ねたそうです。友人もすぐそばにいたのですが、その時ダライラマは一瞬の間のあと、両手でおばあさんの手を握り、「ウワッハッハッハッ!」と大声で笑ったらしいです。おばあさんは泣きながら手をあわせていたそうです。
友人は楽しそうにその話をしてくれたのですが、ボクは笑いながらも涙が出てきて仕方がなかった。
ダライラマはきっと「笑ってごまかした」に過ぎないのかもしれませんが、笑ってごまかすことの深淵・・っていうのも感傷的すぎる深いものがあったような気がしてます。

そうそう、「ダライラマってどんな人?」って友人に聞いたら
「いつも笑ってるよ」って言ってましたね。
そんなダライラマが中国国内で暴動を扇動して結果的に多数のチベット人の死者を出すようなことをすると思いますか?
温家宝の強弁に騙されるほどの馬鹿は多くないと思いますよ。

http://www.lung-ta.org/
ダラムサラの友人が立ち上げたNGO、ルンタプロジェクトのHPです。

http://lung-ta.cocolog-nifty.com/lungta/
これはその中の掲示板、たったいまの中国とダラムサラのことが書き込みされています。
さっき、ダラムサラの友人からの電話ではダラムサラは怒りと悲嘆で緊張状態が続いているそうです。

http://jp.youtube.com/watch?v=0VRneGYpaXc
これはyoutubeのフランスのTV局?が作った現代チベットの歴史を辿った映像。55分ありますがぜひ見てください。

きっと探せば何が真実なのか、さらに多くの情報が得られると思います。

http://www.lung-ta.org/testimony/jampa.html
ここには亡命してきたチベット人の魂にふれるような証言が書かれています。長いですがぜひ読んでください。
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# by kuukuu_minami | 2008-03-18 23:02