チベットの子ども村  その6
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きょうはTCVの遊び風景です。
とにかく子どもたちは遊び上手です。時間が少しでもあればとことん遊びます。
そんな姿を見ていると「遊びをせんとや生まれけむ、戯れせんとや生まれけむ」という梁塵秘抄の古歌を思いだします。

みなさん、この遊びしたことがありますか?
3人で足を組み合って歌ってケンケンしながらぐるぐる回る遊びです。
どこかで見たことがあるような気もしますが、何人かの女の子に聞いてみたけどやったことはないそうです。

手前の女の子は前の日記で重いゴミの入ったバケツを運んでいたテンジン・パルモです。いつもとてもクールな感じだったのですが、仲間と遊んでる時はとても明るくやんちゃな女の子になってくれました。
ふたりの子は姉弟です。
姉さんはリンチェン・キュイ・10歳、弟はタシ・ドゥンドゥップ・8歳です。この姉弟は2年前にこのTCVにやって来ました。
2年前、ふたりはチベット本土から亡命して来たのです。しかも、5700メートルのヒマラヤを徒歩で18日間歩いて来たのです。大人たちに混ざって苛酷といってはまだ足りないような旅をして中国・ネパールの国境を越えて亡命して来たのです。ふたりはとてもシャイで亡命のことについては多くは語りませんでしたが、18日間一度も屋根の下では眠らなかったそうです。そのことを聞いただけで涙が出てきました。弟のタシは当時6歳でしたが、18日間自分の足だけで歩き通したと恥ずかしそうに語ってくれました。
こんな3人ですが、遊んでいる時のなんと嬉しそうなこと!

なわ跳びをしているのはテンジン・チョゲル8歳です。この子も2年半ほど前チベット本土から亡命して来ました。チベットの首都ラサからお母さんといっしょに車でネパール国境の町まで来たそうです。インドに亡命後お母さんはまたチベット・ラサまで帰っていきました。ときどきホーム7のお兄ちゃんのお母さんと連絡をとりあっているようです。
チョゲルもまたとてもシャイな男の子ですがツボにはまるとはじけます。その弾け方がか可愛いのです。
チョゲルの脇を走っているのがリンチェン・キュイです。

3枚目の写真は朝ごはんのあとの登校前、さんざん遊んだのに女の子だけで集まって「ねえねえ、次なにして遊ぶ?」と相談してるところ。
そのエネルギーたるや「恐るべき子どもたち」であります。
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by kuukuu_minami | 2009-05-01 08:30


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