昨日今日明日・よきかな婚礼週間 11月27日、奥さんがパリ&ローマ公演のために旅立ちました。 パリとローマの日本文化会館での公演です。お近くにお住まいの方は各HPで情報を確認のうえご参集くださいますように! そんなわけでこれから9日間、ボクは独り身であります。これだけ長いと決して自由時間など言えるわけもなく、不自由時間をなんとか友・酒・音楽でしのいでいきたいと思います。 今週はふたつの婚礼パーティがあった。 シンプルで楽しい心あたたまるパーティだった。 11月23日 横浜でもと「まめ蔵」のスタッフK子ちゃんと15年来の恋人U樹君の結婚披露パーティ。U樹君はパティシェ修行のあと料理の世界に、K子ちゃんはやはりケーキ作りの勉強の傍ら7年ものあいだ「まめ蔵」のホールでがんばってくれた、すこぶるナイスなカップル。15年の永き春・・・大丈夫なのかなと思ったこともしばしばだったけど、全然問題なしである。 横浜の鷺沼からバスで15分くらいのところにある「オリエンタル・ダイニング」という店が会場でした。そこはK子ちゃんとU樹君が任されているカフェレストランで数年後にはふたりがオーナーになることが決まってる店です。40人くらいのアットホームな雰囲気がとてもよかったなあ。 K子ちゃんのお父さんは群馬県沼田市のお坊さん、つるり頭に笑顔がとびきりの好々爺(まだ早いけど)。お母さんはたまたまその日が誕生日だったので、サプライズプレゼントありで後半はずっと涙してました。(もらい泣きあり)K子ちゃんのお兄さんのF君もKuuKuuでバイトしてた、いわば身内同然の家族(F君も今はお坊さんでその日はひとりお寺を守ってて残念ながら欠席) 8月にK子ちゃんから「マスター結婚届の保証人になってね!」と電話をもらったときは本当に嬉しかったのですよ。K子ちゃんが働いてくれてた頃はKuuKuuや絵の仕事で「まめ蔵」を若い子たちに半分以上任せっきりにしてた頃、しかも店がぐ〜んと忙しくなって来た頃、K子ちゃんにはムリばかりさせてしまい、何もお返しできなかったなあ・・・と思い返すことの多かった子だったのです。彼女はやめてからもことあるごとに訪ねてきてくれたり、電話をくれたりで・・・両親を見ていたらなんとなく分かったけどね。でも電話もらったときは「えっ?保証人、オレでいいの?」と聞き返したほどでした。 パーティにはめちゃノリのいいヘンナガイジンも参加してて大いに盛り上げてくれました。恒例の「キス!キス!」強要タイムに何度も「クチビルカサネロー!!」と大声で叫ぶのでふたりは・・・・・笑いました、泣けました。 ふたりの前途をこころから祝福したい!! 11月25日 わが甥っ子の心平くんが中学時代の初恋の人と結ばれました! といってもずっと付き合いを続けていたわけではなく、10年以上のブランクを一足飛びに飛び越えて、或る意味で電撃的な結婚関係が成立したのですが・・・・あんまり喋ると叔父のくせになんでも喋るヤツだと言われるので慎みます。 なぜか上野のアイリッシュ・パブで開かれたパーティは大層楽しいものでした!アイルランドのどの街にもあるような古びたいい雰囲気の店だったのです。 式次第もなにもなく、ただ知り合い同士、知らない同士が飲んで喋って笑ってるだけのアハハパーティでありました。雰囲気は写真を見てちょろり。 ふたりの前途はきっと楽しかりきものになるでしょうが、ひとまず、京都に住んでる心平と東京住まいの舞美(まみ)ちゃんが来年春にと荻窪あたりでドッキングするのを待ってまたワイワイしようということで。 韓国ソウルに住む心平のおやじでありボクの弟であるショーエイさんの昨日今日の写真、そりゃ仕方ないのでボクの昨日今日の写真もupしちゃいました。 写真説明。 左は、1954〜5年の兄弟愛うるわしい写真であります。もちろん左がショーエイさんで右がワテでんがな。左下で自分のおやじの幼年期を茶化してるのがなにを隠そう、心平の1984年ころの写真でありがとう! 1954〜5年の兄弟愛写真をまじで見てくだせえ。ワテとショーエイさんが難く握りあってる手、兄はずっとおまえを守り通すという決意を眉間のしわにこめています・・・・弟はなにもわからん・ぽわんみたいな顔して、なんでこんなに手をしっかり握られなくちゃならんの!って顔してますね。いい時代でした。 中の写真は心平と舞美ちゃんがとびきりのやさしい笑顔で最後のあいさつをはじめようとするところ。かわいいカップルだと思いませんか? 右は1954〜5年のつまり50年後の叔父(ボク)とショーエイさんの先々妻(心平のお母さん)のお姿であります。ほとんど使用前・使用後状態ですね。ショーエイさんと先々妻が過去はなかった・ドーショーモナカッタ状態でフレームに収まっているのが微笑ましい!! 昨日今日明日の物語でありました。 このところ読んだ本 村上春樹『走ることについて語るとき僕の語ること』 ホント許せない本です。春樹先生が33才ころから始めた日々の日課のランニングにまつわる個人史なのですが、四半世紀におよぶランナー生活のはてにつくられたまさにアスリートのからだの写真が許せないのです。読みながら「許せん!」と叫んだとたんに、奥さんから「許せんのはおまえのおなかだ!」と返されてショボン。で、起死回生の策で最近近所の公園を歩いたり走ったりしはじめましたよ。今日なんか、公演の池の周囲を4周してほぼ5キロを歩き走りして、発見したことは走りながらの呼吸を「ハルキ!ハアハア!」ってやると疲れないし、前を走ってる春樹先生と同じ速度で走ってる気分になれるのです。ハルキの効用、効きそうなので毎日「ハルキ!ハアハア!」やろうと誓ったのでした。 今日聴いた音楽 Bassekou Kouyate 「Ngoni Ba」 アフリカのハープに似た弦楽器 Ngon(ンゴニ)の名人 Bassekou Kouyate(バスコー・クーヤテ)のデビュー作。ホントに最高です!以下HMVレビューです。 Fatboy SlimとBLURのDamon Albarnが大絶賛している、というアフリカン・ミュージックの秘密兵器が出現です。 ハープに似たアフリカの弦楽器ngoni(ンゴニ)の名手として大活躍していた天才ミュージシャン、Bassekou Kouyateによるデビュー・ソロ・アルバムです。音楽一家で生まれ育ち、幼少時からンゴニに慣れ親しんできたバスコー・クーヤテ。'80s後半 Toumani's trioに加入し、本格的な音楽活動を開始。 Taj Mahalや、Toumani Diabate、 Keletigui Dabateをはじめ、マリ内外の多くのミュージシャンとコラボレーションを行ってきたツワモノです。また今年リリースされたAli Farka Toureのアルバム『Savane』にもゲスト参加し、ツアーにも同行している。民族音楽に傾倒しているあのBlurのDAMON ALBARNは、「アフリカン・ミュージックがいかに感動的で、誰もの心の琴線に触れるかを完璧に証明する作品」、またFatboySlimも「最高の素材で作られた、ハートウォーミングで踊りたくなるような音楽のシチュー!」と手放しで絶賛。コレはすごいヤツが現れましたよ。
by kuukuu_minami
| 2007-11-29 03:06
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