1 ![]() 7月9日 下北沢のleteという小さなcafeで 中川五郎さんとトークショーというのをやります。 シリーズ「五郎の庭で」の7回目です。 中川五郎さんは60年代後半から日本のフォークシーンを牽引して来たました。 数多くのライナーノーツ、音楽関係の翻訳、ブコウスキーの小説の翻訳でも知られています。ボブディランの詩の全訳もしていますね。 年齢は月桃とほぼいっしょ、ゴローちゃんは金髪、月桃はロマンスグレー(?) どんな話になるのかな? 共通の話題といえば高田渡のことか・・・・ ゲストの松倉如子さんと企画の末盛英樹さんにも渡さんの歌を歌ってもらいます。 もちろん、ゴローちゃんもね! ふだんは口にしないような話も出るかも、です。 小さい店だけど、いい感じです。 ♬ ♬ ♬ 第7回「五郎の庭で」 中川五郎+南椌椌 近くて遠いトークショー 束の間の永遠を描けば桃の絵筆だよ! ゲスト 歌姫・松倉如子 末森英樹(企画者ですが歌いたがり) 高田渡の歌を歌ってもらいます。 7月9日(土曜日) 午後2時半スタート 下北沢lete 03-3795-0275 (下北沢南口商店街「餃子の王将」の裏側) 予約2300円 当日2600円 プラスドリンク代 ご予約 080-5431-5393 (スエモリ) あと、前回の日記も読んでくださいね! 「ミニサーカス隊キャラバン!」まであとわずか! 7月16日のポレポレ坐ライブ、ぜひご予約を! ▲
by kuukuu_minami
| 2011-06-30 09:36
![]() ![]() これまでの日記でも何度かお伝えしてきましたが、東北の被災地をめぐる「ミニサーカス隊キャラバン!」の7月16日からのキャラバン!の内容が決まりました。素敵なチラシのデザインも上がりました。ぜひご覧になってください! 7月16日のポレポレ坐ライブ、お早めにご予約ください! あと、お友達にもそっと耳打ちしていただけたらありがたいです。 以下、メールで友人たちに送ったものを雑記帳にも再録させていただきます。 ♬ 3月11日の震災以後、自分の軸足もぐらついているような時間を過ごしています。 この3ヶ月というもの、多くの方が「自分に何ができるのか?」と問いながらささやかながらも支援の思いを形にして来たのだろうと思います。 僕はぼくで、子どもの絵ばかり描いて来たことを何とか生かせないかと考え、また生来のじっとしていられない性格から(?)被災した東北沿岸地方の子どもたちのために「被災地をめぐるミニサーカス隊キャラバン!」というボランティアチームを立ち上げました。 メンバーには絵描き、子ども造形教室の講師、ミュージシャン、落語家、ダンサー、建築家、マッサージ師・・・と多彩な活動をしている仲間たちが集まってくれました。 4月後半には同じような思いでボランティア活動をはじめていた友人が立ち上げた「ARTS for HOPE」と連携して宮城、福島に行きました。乗用車1台で移動する小規模グループですが、宮城県岩沼市、仙台市、福島県相馬市の避難所、児童館などでアート系ワークショップを行ってきました。 5月の後半には「ミニサーカス隊キャラバン!」の活動の下調べ、拠点つくりのために、仙台から石巻、東松島、石巻、女川、そして盛岡から大槌町、山田町、宮古、大船渡、陸前高田と回ってきました。 被災地の惨状は、みなさんが報道で見ている通りですが、その見はるかす規模の大きさ、無条件に襲いかかった暴力の徹底さには本当に言葉を失うばかりでした。 それでも、復旧の機運は確実に形になって来ているように思えました。 どんなに悲しみが深くても生きていかねばならないというのは、単純な人間の摂理のようなものかも知れませんが、被災地でお会いした多くの方からは逆にたくさんの元気をもらったものでした。 さて、前置きが長くなりました。 7月16日から19日まで岩手県で「ミニサーカス隊キャラバン!」の活動を始動することになりました。 7月16日19時より東中野ポレポレ坐において、サーカス隊の壮行ライブのようなイベントを行い、そのまま深夜バスで盛岡に直行、翌日早朝から岩手三陸の沿岸被災地を目指します。 17日18日には5月に訪問してご縁ができた大槌町吉里吉里(井上ひさしの「吉里吉里人」で知られています)の「堤乳幼児保育園」と大船渡市の「大船渡保育園」での地域の住民の方々も交えて「ミニサーカス隊」の活動を行います。 内容は絵描きや造形教室のプロたちによる「超自由なお絵かきあそび!」と同行してもらう岩手の大道芸サークルの大学生によるパフォーマンス、マッサージ隊員によるモミモミアワー、ジャンル横断的凄腕ミュージシャンによるライブコンサート・・・などです。 そして19日には盛岡市のライブハウス「開運橋のジョニー」で宮澤賢治への思いも寄せて、ライブコンサート「星めぐりの歌」を開催します。 「ミニサーカス隊キャラバン!」はこれからも持続的に被災地をめぐって行きたいと考えています。 ボランティア活動なので、かかる経費については当然自分たちの持ち出しも覚悟していますが、子どもたちとのアート活動に必要な画材・資材の調達、現地までの交通費・滞在費、その他多額の資金が必要になります。 企業のボランティア助成金ファンドへの申請なども行っていますが、応募件数も多く、そう簡単ではないと思います。 そこで、恐縮ですがみなさまに活動費のカンパをお願いしたいと考えています。 私たちの活動の主旨に「いいんじゃないの!」と思ってくださった方、そのお気持ちを多少なりともカンパに変えていただけたら、とても嬉しいです。 添付させていただいたチラシPDFにも記載してありますが、お振込み口座は下記の通りです。 東京都民銀行 東伏見支店(ヒガシフシミ) 普通口座 4093054 名義 ミニサーカスタイキャラバン また添付チラシをお友達に配ってくださる方、このメールを転送していただける方大歓迎です。 いつもながらのお騒がせ還暦おやじでございます。 どうぞ、あのお調子もんが!と笑ってお許しくださいますようお願いいたします。 ドキュメンタリー映画「チベットの少年オロ」も1月のインド~ネパールロケを経て現在編集の最終段階にさしかかっています。きっと素晴らしい映画になると思います!こちらもよろしく!です。 (以下、ライブの情報です。終演後、深夜バスで盛岡に向かいます!) ミニサーカス隊キャラバン!」ポレポレ坐ライブ! 「星めぐりの歌」 出演 原マスミ(Vo, G) 白鷺車海老(Vo ) 松倉如子(Vo)+渡辺勝(G,Vo) 川辺ゆか(Vo, ダムニェン) 山田せつ子(Dance) 日時 2011年7月16日(土) 開場18:30 開演19:00 会場 東中野 space & café ポレポレ坐 予約3000円/ 当日3500円(ワンドリンクつき) ご予約 Tel 03-3227-1405(ポレポレタイムス社) e-mail: event@polepoletimes.jp (収益はすべて被災地をめぐるミニサーカス隊の活動費にあてさせていただきます。) ▲
by kuukuu_minami
| 2011-06-10 22:40
久しぶりです。
わりと忙しくしてました。 5月20日から24日まで宮城県の仙台、石巻、女川、岩手県の宮古、山田町、大槌町、陸前高田、大船渡と駆け足で回ってました。 だいぶ前にこの日記でもちょっと書いた「被災地をめぐるミニサーカス隊」の実地調査?のような現地を訪ね人と会う旅でした。 東京からはひとりで行って、宮城県白石市のKさんと岩手県盛岡市のHさん、ふたりの友人に目一杯付き合ってもらいました。感謝還暦飴あられ・・。(古いね) たくさんの避難所や保育園、小学校など訪ねました。 石巻では津波の被害とその後の火事で完全に廃墟となった門脇小学校のPTA会長さん、校長先生と市役所で面会。恵比寿のギャラリーまあるで連休中に開いていたチャリティ展の売上110万円の寄付目録を贈呈して来ました。 石巻や女川は・・・というよりこの旅で訪ねた被災地は復旧の度合いは違ってもどこも凄まじいとしか形容できない状態でした。 あまり長々と書く時間がありません。 岩手県三陸も、ただ見つめることしか出来ない光景が広がっていました。 ミニサーカス隊のことですが、7月16日に東京東中野のポレポレ坐で壮行ライブを開き(資金集め!)、10数人のメンバーでそのまま深夜バス・乗用車で盛岡に行き、翌17日早朝着後すぐに大槌町吉里吉里(井上ひさしの吉里吉里人で有名)に移動、「堤乳幼児保育園」でかなり大きなミニサーカス隊を始動することになりました。 子どもたちとのアート系色々ワークショップ、岩手の大学生による大道芸、同行するミュージシャンの野外ライブコンサートなど盛りだくさんの内容ですが、震災後吉里吉里で不定期に行われている「がんばっぺし!広場」との連携になると思います。 17日は総勢20人近くで遠野まで戻り、民宿で雑魚寝。 18日には大船渡に行き、「大船渡保育園」で吉里吉里と同様のサーカスをやって来ます。 このふたつの保育園は直接の被害は免れたものの、すぐ下の海岸沿いの集落はすっかりやられていました。 でも、保育園の保育士さん子どもたち、みんな元気だよ~! 明るくてノリがよくて、一緒に面白いことやりましょう! 18日夜には盛岡に戻り、19日夜には盛岡駅近くのライブハウス「開運橋のジョニー」でサーカス隊音楽隊の原マスミ、白鷺車海老(だれ?)向島ゆり子の強力トリオとチベットや辺境の民の歌をうたう川辺ゆかによるライブ「星めぐりの歌」を開く・・・ところまで決めました。 みなさん、7月16日のポレポレ坐ライブ、ぜひいらしてください! フライヤーが出来ましたらこの日記にも掲載しますね。 あと・・・実は昨日2日から群馬県桐生市で個展を開いてます、 もともと織物工場だったところをギャラリー&カフェに改装したとても広い空間です。家にあった新旧かなりの作品を搬入してきました。 初めて行った桐生ですが、緑豊かなのどかなところでした。 日本の田舎はどこもこんなんだったんだなあ・・と改めて思いました。 ![]() 南 椌椌個展 「桃の人」 6月2日~26日(木金土日開廊) 会場 INOJIN工芸倶楽部 住所 群馬県桐生市境野町5-337-2 電話 027-46-1251 お近くの方、ぶらっと行ってみたい方ぜひぜひ! でも、ボクは11日12日しか行けないかも、です。 あと、ついでに書くようなことじゃないけど、大好きな詩人・清水昶が急逝しました。吉祥寺の蕎麦屋・中清で2年ほど前までは週に3~4度会ってじゃれ合っていた仲でした。この2年ほど骨粗しょう症が進んで歩くのが難儀になり店にはほとんど顔を出さなくなっていたのですが、それでも毎日成蹊大学のベンチに坐ってワンカップの日本酒を2合、紫煙をくゆらし、本人曰く一日1000回のストレッチを日課にして、健康という範疇を度外視して飄々と生きている本物の詩人でした。 ぼくは成蹊大学は自転車の通り道だったので、中清では会えなくても相変わらずの頻度で会っていました。 「なあ、みなみさんよ~、じんるいはほろびるんだよ~」 「大丈夫、人類は滅びても昶ちゃんは滅びません!」 「なあ、みなみさんよ~、てんごくってどこにあるんだい・・」 「天国ですか・・・ああ、この成蹊のベンチが天国じゃないかな」 「そうか、うまいこというねえ」 昶さんは5月30日、お昼寝中に心筋梗塞であっという間に逝ってしまいました。 たぶんまったく苦しまないで旅立ってくれたのは救いだけど、さびしいですよ、ホント。 ![]() 写真上は、桐生個展のために作ったテラコッタ。 下は今年2月18日、手を引いて連れて行った中清での清水昶詩人。 帽子に昶さんの俳句の短冊をつけて撮りました。 いい顔してるでしょ!でも、自分のことになってしまったこの句です。 ▲
by kuukuu_minami
| 2011-06-07 23:19
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